写真家 三輪浩光・平澤最勝による、「野乃子」を交点とした写真展「対角線」

PROFILE

今回の企画展示メンバー

三輪浩光 Miwa hiromitsu

数々の個展・グループ展などで作品を発表。また、映像制作の実績も持つ。
「光」またそれによる「闇」を巧みに用い、現像にも拘った繊細なフィルム写真が特徴的。
彼の作品は女性・近年では人形をモチーフとした物も多く、凛とした迫力で見る者を魅了する。
モチーフとされたものは、圧倒的な静寂で多くを語り、「寡黙」な「秘密」で「関係する」。
彼の写真はその実績に違わず、映像を鑑賞するようだ。
それぞれが物語を持ち、また、紡ぎ続けていく。「事情」を持った者たちが、出会い別れていく。だが「映像」ではなくあくまで「写真」である氏の作品には、いつまで鑑賞してもエンドロールが流れることは無い。

平澤最勝 Hirasawa saisho  tumblr

写真誌での受賞歴を持ち、また個展・グループ展などでも独自の視点で多くの作品を発表。
「躍動感」と相性が良く、イベントなどでの「記録写真作品」も多く手がけ、その活動は幅広い。
彼の作品は「実験的」で「無邪気」そして絶大な「不安」。
自身のホームである町を写した写真群は、作風のみならずその膨大な枚数・距離感や滲み出る迷いすら、その圧倒的な「客観性」には彼自身を感じる。
氏の写真はいつでも「過去と現在」。「今」を掻き生きるのに必死で、その先に道は無くあるのは背後の足跡だけ。
自分が生き続けるしかない一人の人間であることを、ひとりひとりの目の前に突き付けるのだ。

野乃子 nonoco   ブログ/ホームページ/Instagram

普段はお仕事はデザイン・イラストレーションなど。書籍・web・モバイル関連・フライヤーやPV・CDジャケットなど媒体も様々。
今回の企画では展示写真全ての被写体・フライヤーデザイン・webサイト構築・テキストを担当。
6〜7年前から機会があり被写体活動を始め、その活動の中で三輪浩光・平澤最勝氏と出会う。
被写体は、機会があれば、やっています。

inserted by FC2 system